EILEEN GRAY

アイリーン・グレイ

主にフランスで活躍した、アイルランド生まれの女性建築・インテリア・プロダクトデザイナー。
1901年、ロンドンのスレード美術学校に入学。その後、フランス・パリのアカデミー・コラロッシとアカデミー・ジュリアンで芸術を学んだのちにイギリスに渡り、漆器修理を営むD・チャールズの店で勤務。1906年、パリに渡り、日本人学生・菅原精造に出会い、漆工芸を学び作品を生み出すなど、幅広く活躍。1920年にはショールーム・ギャラリーを開設、1922年にインテリアデザイン事務所開設した。

その後、建築家デビューすべく1927年から1929年にかけて、フランス・ロクブリュヌ=カップ=マルタンに自身の別荘E1027を設計。内装と家具とともに代表作として知られ、1937年パリ博覧会では、ル・コルビュジエらと仕事をする。