沖縄で育ったガジュマルの木から削り出した壺。
あらかじめ完成形を決めるのではなく、一本一本の木が持つ形や木目、虫食いなど、その木が育ってきた時間の中で生まれた痕跡を見ながら削り進めるといいます。
素材となるのは、台風で倒れた木や建物の改築などをきっかけに手元へ届いた木々。
地域の拝所で木を片づける際には、その木と土地との関わりについて地域の人々から話を聞くこともあり、木がどこから来たのか、その背景まで作品とともに伝えることを大切にされています。
虫食いや、乾燥の過程で現れるスポルテッドと呼ばれる模様もできる限り活かし、残す部分と削る部分を見極めながら形をつくります。そうして生まれる厚みや重さ、自然な造形には、木が重ねてきた時間と土地の記憶が残されています。
MATERIAL: ガジュマル(BANYAN WOOD)
SIZE 口径: 約12cm, 幅: 約26cm, 高さ: 約23cm
BANYAN WOOD VESSEL B
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