Nakane Gaku | Solo Exhibition
意味が立ち上がる前の揺らぎ
2026.9.25 ____ 10.3.
ATELIERMO〈アトリエ・エムオー〉では、2026年9月25日(金)から10月3日(土)までの期間、陶芸家 中根楽氏による個展「意味が立ち上がる前の揺らぎ」を開催いたしました。
本展では、器や壺、花器をはじめ、具体的な用途や意味を定めないオブジェ、中根氏がこれまで旅先で出会った風景や記憶を描き留めた絵付け作品など、多様な作品をご紹介いたしました。
道具としての作品と造形物としての作品、その間に位置するものに目を向けながら、器とオブジェ、用途と造形の境界を探ってきた中根氏。
今回の制作では、そうしたこれまでの関心に加え、自身が暮らす土地で触れた石や原土、旅の中で目にした風景や色、その記憶など、実際に見て、触れ、感じてきたものが、素材や造形、絵付けを通して作品へと現れました。
あらかじめひとつのテーマを定めて形にするのではなく、自身の暮らしや経験の中から自然に生まれてくるものを、素直に制作へとつなげていくこと。中根氏は、そうした制作を通して、自身がものをつくる意味についても考え続けています。
本展では、器や壺、花器をはじめ、具体的な用途や意味を定めないオブジェ、中根氏がこれまで旅先で出会った風景や記憶を描き留めた絵付け作品など、多様な作品をご紹介いたしました。
道具としての作品と造形物としての作品、その間に位置するものに目を向けながら、器とオブジェ、用途と造形の境界を探ってきた中根氏。
今回の制作では、そうしたこれまでの関心に加え、自身が暮らす土地で触れた石や原土、旅の中で目にした風景や色、その記憶など、実際に見て、触れ、感じてきたものが、素材や造形、絵付けを通して作品へと現れました。
あらかじめひとつのテーマを定めて形にするのではなく、自身の暮らしや経験の中から自然に生まれてくるものを、素直に制作へとつなげていくこと。中根氏は、そうした制作を通して、自身がものをつくる意味についても考え続けています。
本展で発表されたオブジェの中には、「山のような」「器のような」と名付けられた作品もありました。
何かに見えるようでいて、ひとつの意味には収まりきらないもの。見る角度や距離によっても、その印象は少しずつ変わっていきます。
私たちは、目の前にあるものを、いつから「何か」として見ているのでしょうか。
本展のタイトル「意味が立ち上がる前の揺らぎ」は、中根氏が制作の中で考えてきた、ものがまだ何かとして定まりきる前の曖昧さへの関心から生まれました。
作品には、見る人それぞれの記憶や経験と重なり合いながら、異なる見え方や意味が立ち上がる余白が残されています。
本展は、器とオブジェ、用途と造形の境界を行き来する中根氏の作品を通して、ものを見ること、そして意味を見出すことについて、改めて目を向ける機会となりました。
何かに見えるようでいて、ひとつの意味には収まりきらないもの。見る角度や距離によっても、その印象は少しずつ変わっていきます。
私たちは、目の前にあるものを、いつから「何か」として見ているのでしょうか。
本展のタイトル「意味が立ち上がる前の揺らぎ」は、中根氏が制作の中で考えてきた、ものがまだ何かとして定まりきる前の曖昧さへの関心から生まれました。
作品には、見る人それぞれの記憶や経験と重なり合いながら、異なる見え方や意味が立ち上がる余白が残されています。
本展は、器とオブジェ、用途と造形の境界を行き来する中根氏の作品を通して、ものを見ること、そして意味を見出すことについて、改めて目を向ける機会となりました。
中根 楽|GAKU NAKANE
1995年滋賀県東近江市生まれ。2014年京都市立銅駝美術工芸高等学校卒業。2016年京都府立陶工高等技術専門校卒業後、陶芸家・市野雅彦氏に師事。2021年、滋賀県東近江市にて独立。
2019年「萬古陶磁器コンペ」グランプリ、2022年「第4回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」審査員特別賞。2024年「LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024」ファイナリスト。2025年「第11回菊池ビエンナーレ 陶芸の現在」大賞。
Born in 1995 in Higashiomi, Shiga Prefecture, Japan. Graduated from Kyoto Municipal Doda Senior High School of Art in 2014 and Kyoto Prefectural Ceramic Technical Institute in 2016. Following his graduation, he studied under ceramic artist Masahiko Ichino. In 2021, he established his independent practice in his hometown of Higashiomi, Shiga Prefecture.
His accolades include the Grand Prix at the Banko Ceramics Competition (2019), the Jury’s Special Prize at the 4th Seto Toshiro Triennale (2022), and being named a finalist for the LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024. In 2025, he received the Grand Prize at the 11th Kikuchi Biennale: The Present of Ceramics.
1995年滋賀県東近江市生まれ。2014年京都市立銅駝美術工芸高等学校卒業。2016年京都府立陶工高等技術専門校卒業後、陶芸家・市野雅彦氏に師事。2021年、滋賀県東近江市にて独立。
2019年「萬古陶磁器コンペ」グランプリ、2022年「第4回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」審査員特別賞。2024年「LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024」ファイナリスト。2025年「第11回菊池ビエンナーレ 陶芸の現在」大賞。
Born in 1995 in Higashiomi, Shiga Prefecture, Japan. Graduated from Kyoto Municipal Doda Senior High School of Art in 2014 and Kyoto Prefectural Ceramic Technical Institute in 2016. Following his graduation, he studied under ceramic artist Masahiko Ichino. In 2021, he established his independent practice in his hometown of Higashiomi, Shiga Prefecture.
His accolades include the Grand Prix at the Banko Ceramics Competition (2019), the Jury’s Special Prize at the 4th Seto Toshiro Triennale (2022), and being named a finalist for the LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024. In 2025, he received the Grand Prize at the 11th Kikuchi Biennale: The Present of Ceramics.