MORIMOTO HITOSHI

モリモト・ヒトシ

1976年岡山県備前市に生まれ。1999年東京造形大学彫刻科卒業後、美濃・豊場惺也氏に師事。2003年には故郷である備前市にて制作をスタート。 薪窯による焼き締めの備前焼、備前土を白く焼き締めた白花(しらはな)、釉薬を施した灰釉、黒釉、黄瀬戸、粉引などの作品を丹念に制作しています。  窯業地で生まれ陶芸家の父を持つ森本氏は、彫刻的な視点と美濃で培われた技術から伝統工芸としての備前焼を再解釈し、備前土の魅力を最大限に引き出し、現代の生活空間でどう生かすことができるのかを探求し続けています。 日々の自然環境をベースにしたモノづくりからは、空間、光、影が意識的に捉えられており、美しいフォルムと内側から感じる空気感はみているだけで心が穏やかになり、静寂に包まれるようです。